クレアチニン2.0未満の方へ

通院していて疑問に思うことはありませんか…?

「先生はパソコンばかり見て、患者さんの顔を見て話をしてくれない」
「次は1年後、半年後って言われたけれど、本当に大丈夫なの?」
「『様子をみましょう』って大丈夫?」
「『まだ大丈夫ですよ』って本当?」
「私の病状がわからない」
「本当に、透析になるの?」

悩みはするけれど、自覚症状がないから、
放置していませんか?
腎臓病は大変な病気なので、
しっかり知ってください。

あなたの腎臓はどんな姿をしているのでしょうか。

上記の写真は76歳の女性、クレアチニン0.71で、慢性腎臓病と診断される直前の姿です。
腎臓に繋がっている血管の太さが全然違います。血液は酸素と栄養を各細胞に送り、細胞が元気に働くようにしています。しかし、この写真の腎臓に繋がっている左側の細々とした血管では、血液が腎臓まで十分な量が届きません。そのため、細胞が働けず死んでいき、腎臓は萎縮していきます。

「病気の診断書」をみて自分の体を知りましょう

あなたの腎臓の残存機能はどれくらいか知っていますか

腎臓病は、今まではクレアチニンの数値が指標になってきました。このため、医師から病気の進行度合いをクレアチニン値で示されてきたと思います。

しかし、クレアチニンの数値だけでは病気の進行度合いが正確に表せないので今はeGFRであらわすようになってきました。

eGFRは、腎臓の残存機能のことです。腎臓にどれくらい老廃物を尿へと排泄する能力があるかを示しています。
eGFRの数値が低いほど、腎臓の働きが悪いということになります。
eGFRはクレアチニン、年齢(老化)、性別(筋肉量)から計算して出てくる数値です。
eGFRの数値が60%以上だからまだ大丈夫と安心する人もいるかもしれませんが、よく考えてみましょう。
         

上記の図は、クレアチニン1.6の人の例です。

40歳男性でクレアチニン1.6、eGFR40.2%
70歳男性でクレアチニン1.6、eGFR34.3%

同じ1.6なのに、年齢でeGFRが大きく変わってきます。
70歳男性は、年齢に対して腎機能の低下していくスピードがどんどん加速していきます。
40歳男性は、若いということがリスクです。男性の平均寿命まで約40年もまだあります。40%の腎臓の残存機能で、一生自分の腎臓を全うできるのかと言われると難しいかもしれません。

         

そのため、eGFRが基準値より高くても、家族や親せきに腎臓が悪い人がいたら、今後の予防も含めて、しっかり向き合っていくことが大切です。

eGFRを測ってみよう!

年齢とクレアチニン値と性別を入力し、「診断する」ボタンをクリックしてください。

年齢
血清クレアチニン値 mg/dl
性別  

診断結果

GFR推算値
ml/min./1.73m2
GFR区分

eGFRが60%をきると、慢性腎臓病と診断されます

この表は、医師がeGFR数値をもとにして腎臓病患者を治療するときの目安を示しています。
eGFRが60%未満
3回連続で60%を下回ると、慢性腎臓病と診断されるようです。
腎機能低下のスピードは緩やかですが、時間の経過と共に病状は進行します。

eGFRが15%未満
透析をする準備に入ります。
シャント手術や教育入院を勧められます。

eGFRが8%未満
透析に入る目安となっています。

        

eGFRが30%未満
ガイドラインでは掲載されておりませんが、最も重要なのは、腎臓の残存機能が30%になった時です。上記の表にあるように、30%を下回ると機能低下はとても早くなります。
そのため、近い将来透析が必要になることを想定した管理に変わるからです。

腎臓病は治らないことが大前提になっています。ですから、病院で改善する方法は知りません。
腎臓病は生活習慣病なので、気になった今から対策をとることで、自分の腎臓を一生使えるようにしていかないと、透析や腎移植をする可能性がでてきます。

病院では、腎臓病を治していません

病院の行う治療とは・・・

患者さんは透析になりたくないから、病院に通院していますが、現代の医療では、「腎臓病は治らない、薬もない」という常識のもと、医師は透析までの管理を行っているだけです。
目的の違いをしっかり理解することが大切です。

だから、
病院とはうまく付き合いながら
自分で病気を管理していく
ことが大切です。

腎臓病を管理するには

1.腎臓を生かすために十分な血液を届けることはとても大切

血流改善といえば、運動を取り入れられている方が多いと思います。
でも、結果が出ていないのには理由があります。
全身の血流改善に必要な、ふくらはぎを正しく動かせていないからです。

腎臓は血液量の最も多い臓器で、約1L(全身の1/5L)もの血液が流れています。
腎臓が全身の臓器で作られた老廃物を尿に捨て、きれいになった血液を心臓に戻すという大切な役割をしています。
         

上記写真は、腎臓病患者の温度分布を画像表示したものです。
頭、手、足は、ほとんど消えてしまっており、体温が低く、血流が滞っている人が多いです。
血液が流れていないということは、病気を作りやすい状態になっています。 血液の流れが滞ると腎臓に集まる血液量が減り、腎臓が萎縮し機能低下します。

2.腎臓を働かせるために自律神経を活性化

血圧を使って全身の血流をコントロールし、臓器の働きを管理しているのが自律神経です。
腎臓病の人は、自律神経の働きが弱くなり、下記のような症状で悩んでいる方が多いです。

年のせいだと諦めていた症状も自律神経が大きく関係しています。
不快な症状を改善し、腎臓をよりよく生かすためには、自律神経の活性化が必要です。
でも、現代医療をもっても、治療法がないのが現状です。

血流改善と
自律神経の活性化は
大切ですが、
わかっていても
効果的な治療方法が
ありません。

腎臓病を治すことが
できない

内臓トレーニングで腎臓を生かす

内臓トレーニングでは血流を改善
自律神経を整えることを目的にした健康法です

内臓トレーニング
の方法

瀕死の腎臓を救うために必要なことだけど自分じゃできないこと

1)脊髄通電による自律神経の調整

昭和32年に田坂定孝教授が確立した「低周波脊髄・頭部通電療法」を活用しています。
論文の中には「脊髄通電は中枢神経系にたいする好影響とともに腎血行にたいする好結果を招来すると考えられる」と書かれ、血圧が安定する、血流量が増える、ろ過量が増える、尿量が増えるなどの好結果が載っています。
つまり、脊髄を通電し、自律神経をしっかり活性化すれば、腎臓に血液が届くようになるということです。
内臓トレーニングでは、この治療法を取り入れ、生体電流と同じ周波数の電気を刺激するために、専用の器械を使い、自律神経を活性化していきます。

2)ふくらはぎ通電による全身の血流改善

ふくらはぎは全身の血流改善に欠かせないポンプの役割があり、心臓と同じ働きをするため、第二の心臓と言われています。
運動をしても、ふくらはぎを正しく動かせないため、内臓トレーニングでは、器械を使って正しい筋肉運動を行います。
足先から頭まで、効率よく血液を循環させるためには、重力が少ない寝た状態が理想的です。
内臓トレーニングでは寝たままふくらはぎの筋肉を動かすことができるので、足腰が弱い方でも楽に、全身に血液を届けることができます。

2)足裏通電による臓器の活性化

足裏は臓器につながる自律神経の末端が集中しているため、内臓の鏡と言われています。
その中で、一番電気の流れが悪いところを探し出し、集中して刺激していきます。
無数にある神経の中から電気の流れが弱い部位を探し出せるのは、内臓トレーニングだけで、特許がとれています。

3つの通電による相乗効果で、体全体の血流を改善し、自律神経を活性化します。

クレアチニン1.00台の早めの対策があなたの未来を救います

本来腎臓は治らないと言われていますが、これだけ多くの方が結果をだせている理由は、クレアチニン2未満だとeGFRが30%近く残っているためです。
30%以上残っているから、クレアチニン2未満で、内臓トレーニングを始められた方の約90%は、数値を維持したり、改善したりすることができ、一生透析を回避できる可能性があります。

腎臓病は、自覚症状がなく、進行していく病気です。

だから内臓トレーニング協会では、数値が上がっていくことを自覚症状として、早めに対策していくことが大切です、とお伝えしています。
ご自身の事なので、自分の数値をしっかり自分で管理していきましょう

誤解しないでほしいのは、内臓トレーニングは万能ではないということです。
腎臓は再生しない臓器なので、一度萎縮した細胞は元に戻ることはありません。
上のグラフのように、数値が高くなってから内臓トレーニングを取り入れても、数値の維持・改善は難しくなります。
残存機能が少しでも多いうちに、取り組むことを考えましょう

         

腎臓病だけではなく、血流を改善することと自律神経を活性化することは、人の生命活動に必要なことです。
健康な人が健康を維持するために、利用されている方もいらっしゃいますので、家族全員で健康について真剣に考えていきましょう。

透析の話がでてからでは、手遅れです

内臓トレーニングにお問い合わせがあった例です。
2011年10月 57歳 男性 クレアチニン1.40
糖尿病があり、投薬を受けており、特に自覚症状はありませんとのことでした。

【5年後】再度問合せがあった時は、2016年11月 62歳 クレアチニン2.00
家族から「顔の浮腫みがある」と言われて、調べられたようです。

【たった3年半後】また問合せがあった時には、すでに2020年5月 クレアチニン4.24
「5月の検診で、透析の準備のためのシャント手術をと言われました。クレアチニン4.24です。
なんとか、透析を避けられないか、もう無理なのか、相談したい」ということでご連絡をいただきました。

8年前の最初のお問い合わせがあった頃に、内臓トレーニングを実践されていれば、透析を一生回避できる可能性がありましたが、透析と言われてからでは、先に延ばすということが目的になります。
自分の腎臓を一生使うためにはどうしたらいいのか?何が必要なのか?
内臓トレーニングでより詳しく勉強してください。

腎臓病と本当の体の健康について、
健康教室で、自分の体を知ってください。

腎臓病と向き合う覚悟ができた人が
内臓トレーニングをはじめるための勉強実践会です。

        
  • 1)腎臓病のミニセミナー
  • 2)内臓トレーニングの体験
  • 3)血液の循環を促す正しい歩き方

健康教室で内臓トレーニングを
体験するだけでなく
発症原因を考え、みなさんで情報を共有していきましょう。

腎臓病は、第2の生活習慣病と言われます。あなたの発症原因が生活の中のどんなところにあるか発見しませんか。原因の一例を挙げると、足首を使わない歩き方は血流の滞りを引き起こし、腎臓の寿命を縮めます。その他に、偏った食事や、日常的に起こっている肩こりや腰痛などの体の歪み、ストレスからくる自律神経の失調など、日常生活の何気ない出来事が腎臓病の発症原因となっています。健康教室では、内臓トレーニングを体験するだけではなく、腎臓病の発症原因を皆さんと一緒に考えていきます。できれば、ご家族の方もご参加いただいて情報を共有していきましょう。

親身に診察いただきましたことは、大きな励みになりました。現代医療において勇気ある姿勢で、患者に寄り添う診察に向き合ってくださる廣岡先生に感謝いたします。 望月先生の講義は腑に落ちる思いで、私たちの病気への向き合い方をきびしく、愛情深く修正していただきました。

歩き方や両足の調整もやっていただき大変有難うございました。 足底を押されたときはこれまで経験したことのない痛さでしたが、効くという実感がありました。帰途、駅の中を歩いていると足指すべてと、足底すべてが地面にぴったりつき大変歩きやすく、その上ふくらはぎがぽかぽかしてきました。

*健康教室は 完全予約制です 
ご予約以外の方は、対応ができませんのでご了承ください

このホームページは、協会顧問であり静岡トレーニングクリニック院長の医学博士 廣岡孝先生の監修により編集しました。

静岡トレーニングクリニック院長
廣岡 孝

静岡トレーニングクリニックでは、内臓トレーニングによる治療を専門に行なっています。
通院していただくのではなく、1回の診察に3時間~4時間かけて「自分で自分の病気を管理し、治していく」方法を指導しています。

静岡トレーニングクリニック