その1.全身の血液を循環させる。
全身の血液を循環させる人体の第2のポンプ、ふくらはぎに補助器具を使って生体電流をながします。これにより、ふくらはぎの筋肉が強制的に動かされ、下半身の血流が活性化します。
しかも、ふくらはぎへの刺激は寝て行いすから、下半身だけでなく上半身や頭への血流も一緒に活性化します。
その2.毛細血管の血流を活性する。
毛細血管は筋肉の中にあります。
運動不足や体のゆがみによって、筋肉が固まってしまうと、中にある毛細血管が締めつけられて血流がよどみます。
これを解決するために、肩こりや腰痛のように筋肉が固まってしまったところに生体電流を流して筋肉をほぐすと同時に、締めつけられた血管も緩めます。
その結果、毛細血管の血液が活発に流れるようになります。
補助器具を使うことによって、運動を控えなければならない腎臓病患者さんも、長時間運動をした人と同じように、血液の流れを良くすることができます。
その3.足裏のツボを刺激して、弱った臓器を元気にする。
内臓トレーニングでは、足の裏を補助器具に載せて生体電流で刺激します。
内臓の鑑といわれる足の裏には全身の臓器のツボがあり、腎臓ばかりでなくすべての臓器を元気にします。
これによって、足のむくみ、静脈瘤、便秘や睡眠不足など腎臓病の様々な症状が緩和されるのです。
その4.自律神経のバランスを整えて血流を促す。
腎臓の活動は自律神経によってコントロールされているので、自律神経の活動が活発になれば腎機能の回復ができます。しかし、残念ながら自律神経の管理を、患者さんが自分の意思で行うことはできません。
現在の医療技術では、自律神経の管理は生体電流でしかできません。
自律神経は、交感神経と副交感神経から構成されています。その中枢は背骨の中にあり、その末端は血管に張り付いて全身を巡っており、臓器の活動や体温、血流などの管理を生体電流を使ってコントロールしています。
血流に限ってみると、交感神経が働くと血管が収縮して血流が弱くなり、副交感神経が働くと血管が拡張して血流が活発になります。
内臓トレーニングで腎臓を生かす
内臓トレーニングでは血流を改善し
自律神経を整えることを目的にした健康法です
内臓トレーニング
の方法
瀕死の腎臓を救うために必要なことだけど自分じゃできないこと