長い年月を生きてきますと、食事の好みや、姿勢の歪み、ストレスなど様々な要因によって、体の老化が進み、新鮮な血液や丈夫な血管が破損して細胞に酸素と栄養が届かなくなってきます。
この結果、体のあちこちで細胞の萎縮がはじまり、やがて細胞は死を迎えてしまいます。ただ、60兆個の細胞の1つが死んでも命に別状はありません。
しかし、ある一定量が死滅すると、単なる不具合から病気へと発展していきます。
ところが、病気になっても自覚症状もなく生活に支障もなければ、病気はそのまま放置されてしまいます。
ただし、血液の届かない状態を放置し続けますから、病気はどんどん進行し、気づいたときには取り返しのつかない不治の病になってしまっています。
これが一般的に生活習慣病といわれる病気の辿るコースです。